LaTeXで作成した資料をPDF版とHTML版で公開する方法。
TeXは数学者・計算機科学者であるドナルド・クヌース (Donald E. Knuth) により作られた組版処理ソフトウェアである。TeXはギリシャ文字のΤ-Ε-Χ(タウ・イプシロン・カイ)であるから、「テックス」ではなく、ギリシャ語読みの [tex](「テフ」)のように発音するのが正しい。しかしそのような発音は難しいので、クヌースは「テック」と読んでも構わないとしている。日本では「テフ」または「テック」という読み方が広まっている。
Windowsにインストールする場合は阿部紀行氏の作成したTeXインストーラを用いるのが簡単である。これによって複数のソフトのダウンロード、解凍、環境変数の設定などを一度に行えるため作業工数の大幅な削減につながる。
操作手順などは「数式表現入門(横田 壽)」に詳しい解説がある。
ActivePerlはWindous上で動作するPerl言語で、LaTeX2HTMLを動作させるのに必要なソフトである。
ActivePerlのインストール方法 - Windowsでperlを使おう!等を参考にインストールする。
阿部修氏のサイトから以下のファイルをダウンロードしインストールする。
\documentclass[a4j,11pt]{jsarticle}
\usepackage{makeidx}
\title{索引の作り方}
\author{y-nomura4}
\date{\today}
\newcommand{\idx}[2]{#1\index{#2@#1}} %% indexの入力を簡単化するコマンド
\begin{document}
通常は
キーワード\index{きわと@キーワード}
の様に指定する。これではキーワードを2回も入力する必要があるので面倒である。この手間を軽減するために新しいコマンドを定義した。
\idx{キーワード2}{きわと2}
\printindex
\end{document}
% Windows版PDFで日本語しおりの文字化けを防ぐ。hyperrefよりも先に宣言する。 %\AtBeginDvi{\special{pdf:tounicode 90ms-RKSJ-UCS2}} % 仕様変更されたらしい \usepackage{atbegshi} \AtBeginShipoutFirst{\special{pdf:tounicode 90ms-RKSJ-UCS2}} \usepackage[dvipdfmx, setpagesize=false, % jsarticle + hyperrefの場合にページ全体が右下に寄るのを防ぐ colorlinks=true, % リンク文字列に色を付けるか linkcolor=blue, % リンク文字列の色 bookmarks=true, % しおりを作るか bookmarksnumbered=true, % しおりに節番号を付けるか bookmarkstype=toc, % 目次情報のファイル.tocを参照 pdftitle={デジタル信号処理}, % タイトル pdfsubject={最適フィルタリング}, % サブタイトル pdfauthor={y-nomura4}, % 著者名 pdfkeywords={適応フィルタ、システム同定、Wiener、ウィーナー、Kalman、カルマン、LMS、最急降下法、状態方程式}, pdfdisplaydoctitle=true]{hyperref} % このhackは、OS Xのプレビュー(Preview.app)でしおりを参照するのに必要、らしい。 \makeatletter \def\@pdfm@dest#1{% \Hy@SaveLastskip \@pdfm@mark{dest (#1) [@thispage /\@pdfview\space @xpos @ypos null]}% \Hy@RestoreLastskip } \makeatother