行列式(determinant)


一次方程式の解

 一次方程式

(1)

の解は三種類に分けることができる。まず、の時には

(2)

とする事ができるのでこれが解となる。しかしの時にはさらにであれば全てのが解となる。一方、の時には解は存在しなくなる。

二次と三次の行列式

 二元連立一次連立方程式

(3)

を考える。これをについて解いてやるとそれぞれ

(4)

となる。計算は面倒臭いが自分でやって欲しい。ところで(3)式を行列とベクトルを使って表してやると

(5)

・・・

 また、同様に三元連立一次連立方程式

(5)

も同様に解いてやる事ができる。

高次の行列式

関連項目