ラグランジアン (Lagrangean)


最小作用の原理 (principles of hamilton)

 力学の最も一般的な定式化は最小作用の原理(ハミルトンの原理)で与えられている。これによれば全ての力学系は作用(action)と呼ばれる量を最小にするように運動しているという。
 時刻 t = t 1の時 q 1 t = t 2の時 q 2という座標値を取るとすると

S =
t2
t1
L (q ,q' ,t )dt
(1)

が最小になるように運動しているのだ。ここで q' q の時間微分、つまり一般速度とする。関数 L を与えられた系のラグランジアン、積分 S を作用という。